Audemars Piguet Classic 14952OR PG 1990s
オーデマ・ピゲ クラシック 14950OR PG アラビアダイアル。"CLASSICAL"というモデル名が表すように、手巻きのムーブメント・デザインはスモールセコンド、3,6,9,12がブレゲ数字のバーインデックス・長針がしっかり長いバーハンドと、シンプルかつ古典的。
ただ古典的なわけではなく、90年代に製造された時計らしく、裏蓋を見ると6本のネジ止め・ケースサイズは34mmと現代のライフスタイルに合わせてアップデートされています。
細部まで極限までこだわり抜いたモノづくりをするブランドらしく、ケースの仕上げもこだわりそのもの。上の3枚の写真をじっくりと見ないと気づきませんが、正面のベゼルとラグ、裏面の外周部分とラグは鏡面仕上げでケースやラグの横部分は筋目仕上げが施されています。裏蓋は円周状に広がる筋目仕上げ。
この仕上げの違いは、見た目はもちろん、光が当たった時にキラッと光る鏡面と光が分散される筋目で単純にキラキラと光るわけでは無いという効果もあると思います。
ケースと同じPG(ピンクゴールド)のAP純正尾錠。普段、人には見せないところですが、こういう細かいところもテンションが上がりますよね。
ちょうど西日があたる時間帯に撮影した自然光の写真。淡いピンクゴールドなので性別などに関係なく、どんな方にも肌馴染みが良い色味だと思います。34mmというケースサイズがまた絶妙なんです。(写真モデルの腕周りは16.5cm)
大き過ぎず、小さ過ぎず。このサイズ感ですよね、という感じ。デザインもこの時計、文字盤の白の余白部分がかなり良い感じだと思いません?
スモールセコンド(秒針)もクラシカルな雰囲気を醸し出してます。センターセコンドではなく、あえてスモセコにしているのが良いんです。
カジュアル~小綺麗な格好まで、合わせやすい。今回合わせたステッチが入ったレザーストラップはよりカジュアルに合わせやすいかなと思います。これをステッチ無し、黒色のクロコダイルなんかのピシッとしたストラップに変えると、もっとカチッとした雰囲気に仕上がります。
明るい自然光の条件で撮影。明るめの時はこの感じが一番近いですね。
シンプルながらブレゲ数字のインデックスがデザインのアクセントになっています。シンプルな良い時計が欲しい、でもシンプル過ぎるのもちょっと...という方にピッタリですね。
ピンクゴールドの時計って写真で良さを伝えるのがめちゃめちゃ難しいのですが、ちゃんと伝わりましたでしょうか?写真でも良さを伝えられた思いますが、実物はもっと良いんです(当たり前ですが)
実際に持って触った質感、リューズを巻いた感触などなど。"なるほど、これは良いですね"と思って頂ける時計だと思います。