OUR SHOP
Facade
SHOWCASE
Interior
Sign
元は鎌倉シャツさんが運営するオーダースーツのテーラーのお店だった現在の場所。
そのままの状態でも十分使える状態でしたが、一度スケルトン状態にしてから天井を抜いて、水回り関係も移設、入り口部分を拡張とイチからお店づくりをしました。
床はオーク材を矢板張り(フレンチヘリンボーン/シェブロン)したフローリング・ニッチ造作したシェルフ、アクセントとしてシェルフやバーカウンター・ファサードガラスの下半分にはリブでアクセントをつけています。
外観ではスチールに焼き付け塗装をして真鍮テイストに仕上げ、ドアにはシェルフに使用した石材を一部取り入れ、統一感と少し重厚感のある雰囲気に。
明治通りに面したポップアップスペースのガラスには直角では無く「アール」を取り入れました。
インテリアはオーレ・ヴァンシャーのコロニアルチェア、ノーム・アーキテクツがデザインしたARIAKEのサミット ラウンジチェアやカリモク ケーススタディのバースツールとローテーブル、ソファは石川県にある国産ソファブランド「TRES」のRFとすべてお店の空間に合うようにこだわりました。
また照明(ウォールランプ)にもこだわり、入り口付近とファサードにはスペイン/estiluzの「Circ」 by Nahtrang Studio、バーカウンターには「LYFA」、ポップアップスペースのペンダントライトは「&TRADITION」のMEGA BULB PENDANTを採用。
ショップデザインは「Japandi = ジャパンディ」と呼ばれる、北欧と和(日本)をうまくミックスさせたような空間を目指しました。
北欧と言っても様々ですが、家具デザイナーを数多く生み出しているデンマークやノルウェーのシンプルで少しスタイリッシュな感じと、モダンな和をバランス良く組み合わせたものにしたいと考えGAVELの森さんに相談しました。
初めはなかなかこちらのイメージを上手く伝えるのが難しかったのですが、さすが敏腕デザイナー、最終的にはこちらの意図するところを上手く汲み取り形にして頂きました。
「木」をベースに「石」でアクセントをつけた空間(インテリア)は、自然と落ち着くというか、ゆっくりと過ごせます。
完成してみて、毎日お店にいると予想通りのものになったかなと思います。
Shop Designed by ...
Designer Takashi Mori / GAVEL ... ショップやオフィスなどのインテリアデザインを軸に、公共施設や集合住宅の建築設計から、照明機器や椅子などのプロダクトデザインまでを行うLINE INCより2019独立。