ゼニス エル・プリメロ 3019PHC クロノグラフ 1970年代
税込み
ゼニスを代表するクロノグラフムーブメントであり、時計の名にもなっているエル・プリメロ。
70年代前半に生産されたこの時計は渋いダイアルデザインと36.5mmという小ぶりなトノー型ケースが特徴的。一見すると地味ですが、分かる人には分かる、そんな1本です。
1865年創業のゼニスはムーブメントを自社で生産するマニュファクチュールの1つ。
1969年に発表され、世界初の自動巻きクロノグラフの1つである「エル・プリメロ」はムーブメントの名前がそのまま製品名となっています。エル・プリメロはエスペラント語で「第一の」を意味するEl Primeroを意味します。(英語では The First)
同時期に発表されたセイコーは価格の低さ、ホイヤーのムーブメントは生産性を意識したものでしたがエル・プリメロは10分の1秒まで計測できる精緻さと50時間というパワーリザーブを兼ね備えた高級機でした。
オリジナルの復刻、ルパン三世の次元モデルが発売され話題になったA384というモデルは第1世代(1969-71)に当たります。このモデルは第3世代のエル・プリメロで1973年から75年に4000個のみ生産されました。
それまではダイアルに”Chronograph Automatic”と入っていましたが、この第3世代からは”Automatic”のみとなっています。オメガのCラインケースのようなトノー型のケース、36.5mmというヴィンテージならではのサイズが特徴的です。
「クロノグラフは厚くて大きい」というイメージを良い意味で裏切ってくれるデザインが良いですね。復刻されたファーストモデル(A384)のような派手な配色では無く、地味なダイアルですが分かる人には分かる、そんな時計です。
2020年12月に松野時計店さんにてオーバーホール済み。今回、あえてポリッシュはしておりません。1年保証となります。
Model Wrist Size: 16.5cm
-Specifications
Brand: ZENITH
Model: El Primero
Ref: 01.0210.415
Year: 1970s (1973-75)
Movement: Automatic Cal.3019PHC
Case: 36.5mm
Material: SS
Lug Width: 19mm
Includes: Leather Strap(CASIS)
(こちらでエル・プリメロとクロノグラフについての歴史をご紹介しています)
【Description】
The 3rd series El Primero Chronograph from 1970s.
This 01.0210.415 had been produced from 1973 to 1975, only 4000 pieces.
Very small case(36.5mm) will be the best chronograph watch for thinner wrist.
All parts are original and non polished condition.
【Warranty】
Completely serviced by our watchmaker in Dec 2020.
It comes with 1-year warranty.
[About Leather Strap]
Due to Washington Convention, we cannot export Crocodile/Alligator/Lizard leather overseas.
We will replace the strap with a similar strap made of calf leather as an alternative.
Or we will send the watch without strap if we don't have stocks of them.
[Payment Method]
1. Credit Card (Visa/Master/Amex)
2 Wire/Bank Transfer
*Some items are only available by Bank Transfer.
*We have U.S/Singapore/EU/UK bank account. So you don't need to transfer internationaly.
[Delivery]
Shipped via DHL Express with full value insurance.
Normally,Item will be shipped in 1-2 business days after payment received.
Tracking number will be provided, and insurance will cover if the item is damaged or missing in the shipping process.
[Custom Duty]
International buyer has a responsibility to pay import duties, taxes or charges. (ex VAT/GST)
We do not accept to declare lower value on shipping label or invoice.We will declare full value of them.
If you would like to know how much it will be, please check approximate cost below.
Import Duty Calculator - SimplyDuty
These costs normally collected by courier when you pick up item or after your receive.
[Return]
We accept return in the case of shipping mistake or item defect in 14 days after your receive.
1.取り置きはできますか?
-Webでも販売しているため取り置きはしておりません。
2.ブレスレットの調整はしてもらえますか?
-ご注文時におおよその腕周りをご記入頂ければ、調整後にお送りいたします。
(※リベットブレス・巻きブレスレットは修理職人さんによる調整が必要なため少々お時間を頂きます。)
3.「オーバーホール後のお渡し」の場合はどれ位の期間が掛かりますか?
-ご注文から約1ヶ月とお考え下さいませ。
(※修理職人のスケジュールや混み具合によりもう少しお時間がかかる場合がございます。)
4.支払い期限はありますか?(銀行振込)
-ご注文より2日以内のお振込が確認できない場合はご注文を一旦キャンセルとさせて頂きます。
5.代引きでの注文は出来ますか?
-商品の性質上、承っておりません。
6.分割払い、ショッピングローンに対応していますか?
-現在のところ分割払いやローンは未対応となっております。
7.海外発送は可能ですか?
-はい、可能です。DHL Expressにてお送りします。
(※関税、輸入消費税はお客様のご負担となりますので受取時、もしくは受取前にお支払い下さいませ。)
「良いものをお客様に安心して長くお使い頂く」ということが私たちのスタンスですが、
それを実現するには腕の良い修理職人さんの存在が欠かせません。
どれぐらいきっちりとした仕事をするかは職人さんの考え次第な部分が大きいですが、
アルビトロがお願いしている修理職人さんたちはそういう部分で手を抜かない職人気質な方たちですので安心して修理作業をお願いしています。
オーバーホールについて
オーバーホール(Overhaul)とは機械製品を部品単位まで分解して清掃、再組み立てを行い、新品時の性能状態に近づける作業のことです。
オーバーホールの手順として大まかに説明すると、
1.ケースとムーブメントに分ける
2.ムーブメントを分解する
3.各部品の消耗具合の点検・予備洗浄
4.専用の機械で洗浄
5.注油・組み立て
6.防水検査 (防水機能が保証されるもの)
7.調整・ランニングテスト
という流れで行われます。
ムーブメントによっては数百の部品で構成されますが、それらを1個単位まで分解し全てを点検し洗浄して再度組み立てるという非常に緻密な作業です。
オーバーホールをしないと、車と同じようににオイルが劣化し部品の摩耗や破損のリスクが高まり、精度の低下や重症の場合は動かないという事態を引き起こします。
部品の破損が見つかってから交換すると非常に費用が嵩むという理由もありますので経済的かつ長くお使い頂くためにも、2-3年に一度のオーバーホールを推奨しています。
ポリッシュ(研磨/新品仕上げ)について
ヴィンテージウォッチは何十年と使用されてきており、多くの時計に使用されるステンレスでも本来角が立っていた部分が丸みを帯びてきたり、鏡面仕上げが美しいはずが小キズが多く入っているという状態になってしまいます。
アルビトロでは美しい状態で購入して頂き、長くお使い頂くという考えのもと、新品仕上げを施して販売している時計がございます。
特にゴールドケースのドレスウォッチは貴金属ケースの良さを最大限に引き出す意味でも仕上げを施しています。
アルビトロで販売している時計で新品仕上げを施したものは非常に高精細で撮影しているためエッジが立っている、鏡面仕上げによって光が反射しているのがお分かり頂けるかと思います。
また、ケースやブレスレットによっては鏡面仕上げとヘアライン仕上げなど複数の仕上げが混合しているものもありますが、それらをきっちりと区別して高いレベルで仕上げることが出来る職人は多くはありません。
また、「ケースの痩せ」に関しても職人の腕に非常に左右される部分です。痩せてラグが細くなってしまった時計は本来のデザインからは遠くなり、見た目のバランスが悪くなってしまいます。
ケースの痩せを極限まで減らしながらキズや凹みを無くし、本来の仕上げに近付ける非常に緻密な作業です。
勿論、その時計のこれまでの歴史として、またオリジナルコンディションを重視するという意味でそのままの状態でお使い頂くのが良い場合もあります。
1つ1つの時計を見て、仕上げを施すのが良いかを判断した上で販売を行っています。
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