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カートが空です

IWC ラウンド R810 YG Cal.89 オールドインター 手巻き

SKU: IWC031
セール価格¥400,000 JPY

税込み


-Specification

Brand
IWC
Model
Round

Reference
R810

Year
1967

Movement
Manual Wind Cal.89

Case
34mm

Material
18K Yellow Gold

Lug width
19mm

Bracelet
Dark Brown Leather Strap

Includes
Watch Only

Notes
The watch has been completely serviced by our watchmaker before listing
Warranty
1-year Mechanical Warranty
Shipping
Global shipping via FedEx International Priority


-Description


IWCはInternational Watch Companyの略で、英語の会社名からもお分かりの通りアメリカ人のフロレンタイン・アリオスト・ジョーンズが1868年に創業した時計メーカーです。

ドイツ国境のシャフハウゼン(Schaffhausen)という街でスイスが誇る優れたクラフトマンシップと米国の近代的なエンジニアリングの融合を目指して作られた会社です。

同じスイスの時計メーカーでもジュネーブやジュウ渓谷などのフランス語圏の会社とは異なる哲学を持っており、それが時計にも表現されています。

こちらのRef.810は1960年代後半のラウンドウォッチで、「オールドインター」と総称とされるヴィンテージ時計の1本。

ケースは18K イエローゴールド製でサイズは34mmとやや小ぶりなサイズ。
リューズには防水時計の証でもある魚(シーラカンス)のマークが入っています。

ケースの構造はスクリューバックでは無くワンピースケースのため、より防水性能は高いと言えます

ホールマークはケース6時側のラグの間、そしてケースの内部に刻印されています。

文字盤はやや光沢があり、シルバーとアイボリーの中間のような色合いです。パテック フィリップのカラトラバに近い印象を受けます。

なんとも絶妙な色合いになっており、それでいて大きな劣化や腐食が見られないのが良い点です。

インデックスは4点が太くなったバーインデックス、針はペンシルハンドでそれぞれにトリチウムの夜光塗料が塗布されています。


ムーブメントは手巻きのCal.89を搭載しています。

1944年にIWCの設計部長に就任したアルバート・ペラトンは、実用性と堅牢さ、設計の合理化と生産性を重視した思想を基に数々のムーブメントを生み出しました。

今日のIWCへ抱くイメージ、「質実剛健」の基礎を作った一人と言っても過言では無いでしょう。

そのペラトンの最大の代表作であり
「傑作中の傑作」と称されるのがCal.89(キャリバー89)です。1946年に誕生したムーブメントでCal.70をベースとしています。

イギリス空軍向けに開発されたミリタリーウォッチ、Mark XI(マーク11)でも使用されたことがその堅牢性を物語っています。

Cal.89は70年代半ばまでの約30年間製造されました。大きなアップデートの必要が無いほど優れていたということが分かります。

また、ヨットクラブなどに搭載される「ペラトン式自動巻き」のムーブメントはこのCal.89をベースに生み出されました。

ヴィンテージらしい外見の麗しさと実用性を兼ね備えた1本です。

松野時計店さんにてオーバホール済み。1年保証となります。

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