IWC フリーガークロノグラフ 3705 ”ブラックフリーガー" 保証書付き

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-Specifications

Brand
IWC
Model
Flieger Chronograph Pilot Watch
Reference
3705
Year
1997年 (販売)
Serial
26xxxxx
Movement
自動巻き Cal.7912
Case
39mm
Material
ブラックセラミック(酸化ジルコニウムセラミック)
Bracelet
IWC純正レザーベルト
Includes
IWC刻印 純正ステンレススティール製尾錠
操作説明書の冊子
Box/Paper
保証書 (国内正規店で1997年に販売された印あり)
Notes
裏蓋にコサ リーベルマンのシールあり
日差 (+5 sec/day 振角310°)
クロノグラフを含め全ての動作において問題なしです
Warranty
1年保証
Shipping
クロネコヤマト宅急便 (900円)

-Description

IWCの最も希少なパイロット・ウォッチ・クロノグラフ (フリーガークロノグラフ)と言っても過言では無い Ref.3705 ブラックフリーガーです。

正式にはフリーガークロノグラフ・ケラミック(公式サイトではパイロット・ウォッチ・クロノグラフ・セラミック)という名称で、1994年に発売されました。

同じ年に発売された、スタンダードなステンレススティールのRef.3706はご存知の方が多いかもしれません。

この時計が希少な理由はケース素材にブラックセラミック(酸化ジルコニウムセラミック)を使用した、IWC初のパイロットクロノグラフウォッチであったことです。

この素材は非常に硬く、極めて割れにくいうえ、腐食にも強いという利点を持っていましたが、加工が難しいため時計に殆ど使用されていませんでした。
先端素材であるセラミックを実際にケースにしたという点において、「ブラック・フリーガー」と呼ばれるこのモデルは非常に先駆的な時計だったと言えます。

ブラック・フリーガーは94年から98年まで販売され、IWCによると1000本の限定生産であったとされています。

販売当初はそれほど人気は無かったものの、非常に興味深い存在だったため、四半世紀を経てブログなどで評価が高まりっていきました。

IWCのファンだけでは無くヴィンテージ、ネオ・ヴィンテージウォッチのファンからも支持されたことで、カルト的な人気を得たという経緯があります。

その結果、2021年に3705にオマージュを捧げる「トリビュート・トゥ・3705」というモデルが誕生しました。

それほど古いモデルでは無いにも関わらず、トリビュートモデルが誕生するという点から、IWCの中でも特別な位置付けな時計ということが良くわかります。

こちらのRef.3705のケースサイズは39mmです。トリビュートは41mmと2mmの差があり、主張しすぎないサイズ感にまとまっています。

セラミックはステンレススティールよりも軽いため、このサイズの時計としてはかなり軽い部類に入ります。裏蓋とプッシュボタン、リューズはステンレススティール製です。

文字盤はマットなブラックダイアル。伝統的なパイロットクロノのダイアルで日付と曜日表示が付いています。

文字盤、針ともにトリチウム夜光が塗布されておりが非常に良い具合に変化しています。針や文字盤はIWCでのサービスをされた際にルミノバに交換されるケースが見られますが、この個体は当時の状態が保たれています。

ムーブメントは自動巻きのバルジュー7750をベースにIWCが調整と改造を施したCal.7902。軟鉄製のインナーケースを挟んでゴールド仕上げが施された各部品が非常に美しいムーブメントです。

こちらの時計は販売時の保証書が付属します。国内正規店で1997年に販売された印があります。また、裏蓋には購入時のシールが貼られたままとなっております。当時の正規輸入代理店であるコサ リーベルマンの表記があり、非常に希少な逸品です。

また、IWC純正のレザーベルト、純正のステンレススティール製尾錠、操作説明書の冊子が付属します。

日差+5秒にて動作中。クロノグラフを含め各部の機能は正常に動作することを確認済みです。

1年保証となります。