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ロレックス デイトジャスト 16233 ステラボイラーゲージ
Watch Review

ROLEX Datejust 16233 Stella Boiler Gauge


Summary

ロレックス (Rolex)のデイトジャスト(Datejust) Ref.16233のご紹介です。

デイトジャストは1945年に誕生したモデル。ロレックスを代表する自動巻き時計と言っても過言では無いでしょう。

その特徴的な外観から誰が見てもひと目でわかる時計として広く知られています。

日付が0時に瞬時に変わる「デイトジャスト機構」は「オイスターケース」と自動巻きの「パーペチュアル機構」とともにロレックスの3大発明とされ、デイトジャストはそれらを全て備えた集大成とも言えるコレクションです。

Ref.16233は1988年頃に登場し2005年まで生産されたヴィンテージモデル。

いわゆる5桁と呼ばれるリファレンスで、ネオヴィンテージとして紹介されることもあります。

フルーテッドベゼル、ジュビリーブレスレット、バーインデックスという1960年代に確立されたデイトジャストの基本デザインを踏襲しています。

それでは部分ごとに特徴を見ていきます。

Case

ケースはステンレススティール製。

ロレックスの時計の最大の特徴とも言えるオイスターケースが採用されています。

Ref.16233はステンレススティール(SS)とイエローゴールド(YG)のコンビネーションデザインで、カッティングの美しいフルーテッドベゼルがラグジュアリー感を演出しています。

ステンレススティールとゴールドのコンビネーションはロレックスでは「ロレゾール」という名で登録されています。

そのルールに則るとこちらは「イエローロレゾール」という名称ですが、一般的には「コンビ」と言われます。

前世代のモデルRef.16013からの変更点として、風防がプラスチックからサファイアクリスタルに変更されました。

それに伴い防水性能が100mまでアップしており、ヴィンテージモデルながら現行時計と同じように気兼ねなく使うことが出来るというのが大きなポイントです。

ケースの仕上げはラグ部分が斜めのヘアライン仕上げで側面はポリッシュ仕上げが施されています。

現行モデルはラグ部分もポリッシュ仕上げですので、印象が少し異なるかと思います。

Size

モデル腕周り約16.5cm

ケースサイズはお馴染みの36mmです。

現行のデイトジャストは41mmモデルも存在しますが、デイトジャストといえばこのサイズですね。

ラグに向かってシェイプしているため、数値よりもやや小さく見えるかもしれません。

目立ち過ぎず、それでいて小さすぎない大きさです。

メンズサイズのデイトジャストではありますが、女性がお使い頂くことも選択肢の一つとしてはありかと思います。

Bracelet

ブレスレットはジュビリーブレスレット 62513H。シングルバックル仕様です。
ドレッシーな装いでまさにデイトジャストのためのブレスレットという印象です。

ハードブレスレットよりもコマ自体が小さいため、手首に吸い付くような装着感で微調整も効かせやすいのが良い点です。

ケースと同様にコンビカラーとなっており、真ん中の列のみイエローゴールドのコマで構成されています。

フラッシュフィットは455B。クラスプコードはR8と時計の製造年に一致しています。長さは20コマあり、約18cmの腕周りまで調整可能です。

Dial

文字盤は非常に珍しい「ステラボイラーゲージ」もしくは「ボイラーゲージ」と呼ばれるダイアル。その中でもブルーという更に希少なカラーです。

「ステラ(Stella)」とはエナメル調の厚いラッカー仕上げが施された非常に艶のあるダイアルを指し、主に中東市場向けに作られたデイデイトのレアな個体で見られます。Bob's WatchesBob's Watches

「ボイラーゲージ(Boiler Gauge)」はその名の通り、圧力計のデザインに似ていることからそう言われています。

ブレゲ数字のアラビアインデックスというのはロレックスの時計ではあまり見ることの無い組み合わせです。

内周のレールウェイミニッツサークルも相まって、非常に特徴的な見た目をしています。

ステラボイラーゲージという文字盤は限られた年代の時計にしか見られず、非常に希少なバリエーションとして知られています。

モデルとしてはデイトジャストで採用され、稀にオイスターパーペチュアルでも見られます。

ボイラーゲージの多くはホワイトもしくはクリーム色のため、ブルーは更にレアなバリエーションです。

A Collected ManBulang&Sons

こちらが今回ご紹介のブルーのボイラーゲージ。

ロレックス デイトジャスト 16233 ボイラーゲージ
写真で見ると艶のあるブラックに見えますね。実際に付けていても殆どの場面でブラックに見えます。

光が当たり、角度を変えて良く見ると濃いブルーなのが分かります。こちらが光を当ててアップにして撮影したものです。


特に2枚目の写真でブルーなのがお分かり頂けるかと思います。

ゴールドのアラビア数字インデックスと相まってユニークさが際立っています。

文字盤、針ともにトリチウム夜光でやや経年変化しているというコンディションです。

Movement

搭載ムーブメントは自動巻きのCal.3135。

発表されてから約30年を経た今でも、時計業界における最高のムーブメントの一つとして評価され続けています。

定期的なメンテナンスを行えば精度を永続的に保てる点、メンテナンス性もしやすいという点で非常に完成度の高いムーブメントと言えます。

Conclusion

繰り返しとなりますがボイラーゲージ自体が希少な中、ブルーという色は滅多に見ることはありません。

また、ボイラーゲージの文字盤は1980年代の製造が多いため、コンビモデルではRef.16013が殆どです。

次の世代のRef.16233では探しても見つけるのがかなり難しいというのが正直なところです。

希少性と格好良さを兼ね備え、しかも日常使いにも適しているという様々な要素が揃った1本です。

コンディションも非常に良好ですし、保証書が付属するというのも大きな魅力の一つです。

あまりこういった事は頻繁に言わないようにしていますが、同じような個体が次に出てくるかは分からないレベルのものだと思います。

商品ページは以下よりご覧頂けます。

ロレックス デイトジャスト 16233 ステラボイラーゲージ 箱保証書付き

 

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