Patek Philippe Golden Ellipse 3584 WG
編み込んだような一体型WGブレスのパテックフィリップ ゴールデンエリプス 3584 WG シルバーローマンダイアルが入荷しました。
4点アプライドローマンインデックスが特徴的なシルバーダイアルはゴールデンエリプスの中でも非常に珍しいデザインで、しかも一体型ブレスのものはかなりレアですね。
楕円形のケースはベゼルをよく見ると太さが一定では無く、インデックスがあるところは細くそれ以外は太いデザインになっているんです。このバランスがスタイリッシュ(モダン)に見える原因なんですね。
ベゼルには放射線状に筋目仕上げが施され、こんな細かいところにも職人の手間が惜しみなくかけられています。
このアップが分かりやすいですね。この仕上げがあることで見た目はもちろん、光が当たっときに鏡面仕上げに比べてやわらかく光ります。
バックルの裏側には18金を表す「750」の刻印とホールマーク。
バックルを閉じた状態。パテックのカラトラバ十字の紋章がポイント。
一体型ブレスのバックル部分は少し特徴的になっているので、慣れるまでは着けるのに少し手間取るかもしれませんが慣れると非常にスムーズ。
先程の棒の部分をこの溝に入れて閉めるタイプです。2段階の微調整が可能です。
何と言ってもこのブレスが良いんです。編み込みのようなミラネーゼブレスと呼ばれるデザイン。
このブレスは柔らかく着け心地が抜群です。手首に沿って滑らかに曲がるので、今までに無い「馴染む」という言葉がピッタリ。
ブレス幅も太くなく、WGですのでいつもステンレスのブレスを着けている方も違和感無くいけると思います。ラグからバックル部分に向けて絞るデザインになっているのも◎
シャツスタイルに合いますね。一体型ブレスはほとんどの方が持っていないと思いますが、これは大人向けの時計です。ジュエリーの要素もあるのでアクセサリーをあまり着けないという方にも良いかもです。
この手首に沿って滑らかに曲がっているのが装着感に繋がります。
エリプスの中でもかなりレアで、何よりデザインが良く、普段使いできるのがこの時計です。
普通のステンレスブレスには無い魅力が一体型の時計にはありますよね。こんな1点ものの時計こそヴィンテージ時計の良さなのかもしれません。