LONGINES Triple Calendar Moonphase 18K YG
ロンジン トリプルカレンダー ムーンフェイズ 18金無垢 YG が入荷しました。
1940年代〜1950年代にオメガやジャガー・ルクルトなど、様々なブランドから販売されていたトリプルカレンダームーンフェイズ。
この時計は当時のロンジン トリプルカレンダームーンフェイズのデザインをベースに1980年代後半に作られたモデルです。このトリプルカレンダームーンフェイズ(トリカレ)は1940年代-1950年代には様々なブランドから出ていたと先ほどご紹介しましたが、ほとんどのものがステンレスケースのモデルです。こちらの時計は何と言っても18金無垢 YGケースというのが一番違うところ。またサイズ感も32mmと、まさにヴィンテージの高級時計と言えばのサイズなので収まりが良いんです。シャツスタイルやニットなどキレイめな格好にもよく合いますね。
この小ぶりなサイズが主張し過ぎず良いと思います。インデックスはアプライドのローマ数字。日付を表すポインターデイトも赤色で月の形をしていてアクセントになっています。
曜日/月/日を表すトリプルカレンダーに月の満ち欠けを表すムーンフェイズが◎
現代では月の満ち欠けを時計で確認することはまず無いですが、デザインとしてかなり好きですね。
よく見るとベゼルは段差になっているステップドベゼルと呼ばれるもの。凝った造りをしてます。
ケースの厚さや収まり具合が分かるように、横から撮影した写真。ケースも薄く軽いので着けていて疲れるっていうことはありませんね。リューズは玉ねぎのようなデザイン。これは昔の懐中時計やパイロットウォッチなんかに用いられたデザインですね。ラグの形もティアドロップのようなヴィンテージな意匠で良いと思います。
1980年代後半に1940-50年代のデザインを復刻された時計。古い時計を欲しいけど40年代50年代と言ったかなり古い時計を買うのはどうかな?という方にはぴったりな時計。
金無垢ケースですがということもあり、派手な感じでは無く、着用写真を見てもわかるように落ち着いた雰囲気です。
ロンジンというブランド、今の立ち位置は中堅クラスな扱いですが昔はめちゃめちゃ良い時計を作っていたんです。日本でも舶来時計と言えばロレックスかロンジンというぐらいでしたからね。
ムーブメントはAiry'sさんでしっかりとオーバーホールをしているので、各機能は問題無く使えますが、おすすめの使い方としてはトリプルカレンダーを合わせるのは面倒だと思うので時間だけを合わせて使う方法をオススメします。
クロノグラフなどの機構もそうですが、何時何分と言った時刻以外の機能を使うほど少なからず故障の可能性は出てきますからね。
ハマる人にはハマる。こんなヴィンテージデザインの時計も良いんじゃないでしょうか?