Grand Seiko グランドセイコー 5646-7005
整備に出していた56GSが戻ってきました。ただ今、商品撮影中です。
Grand Seiko グランドセイコー 5646-7005 ホワイトリネン ダイアルとオレンジリネン ダイアル。どちらも松野時計店さんでしっかりとオーバーホールをしてもらいました。風防もできる限りキズ取り研磨してますので、視認性も◎
(上と下の写真はオーバーホール前に撮影したもの)
元々はホワイトリネンだったものが経年変化によってオレンジになったカラー。どちらもかなり良いんです。ちなみに、どちらも純正の金無垢尾錠が付いています。こういうところもポイントが高い。
シェイプしたケースはオメガのコンステレーション Cケースに似たデザイン。販売されていた年代も同じ頃なので、ジェラルド・ジェンタがデザインしたオメガのコンステレーションの成功を受けてケースデザインも意識したものがあったのかもしれませんね。(オメガ コンステレーションの方が少し前の1960年代から販売されていました)
(こちらがオメガのコンステレーション Cケース。どことなく雰囲気が似てません?)
また56GSは当時のグランドセイコーにおける最終モデルにあたります。そんなセイコーの歴史の中でも、機械式時計のひとつの時代の終わりが56GSということを知ると、もっと興味が出てきますよね。
グランドセイコー 5646-7005 ホワイトリネンの方は、お客様から買取したものでお客様のお祖父様の時計だったもの。50年経った今でもかなり状態は良いですね。2022年になった今でも普段使いできて、今見ても新鮮なデザインなのも良いところ。
もうすぐWebの新入荷に追加されますので、お楽しみに。