36mmケースの"BIG OYSTER"
ロレックス オイスター プレシジョン 6424 ビッグオイスター。
オイスターケースに入った手巻きのロレックスと言えば34mmケースなんですが、こちらはかなり珍しい36mmのケース径。
36mmケースのビッグオイスターの何が珍しいかと言うと、ケースの大きさもさることながらラグ幅が20mmな点です。
通常は19mmですが、この1mmの違いが結構大きいんですね。
基本、スポーツモデル以外は19mmのラグ幅(オイスターパーペチュアルやデイトジャストなど)ですが、このビッグオイスターは20mmとかなりレア。
珍しさという点ではほぼ誰とも被らないっていうのが良いですよね。
ただステンレスブレスという点で考えると、この年代の20mmステンレスブレスはスポーツモデルに付いていたものなので数が少なく、めちゃめちゃ高いのが難点。
オススメは汗のかく季節はNATOベルトで、それ以外の季節はレザーベルトで色々種類を変えて楽しむのが良いですね。
いつもアルビトロが提唱しているのですが、ドレス系っぽい要素が入った(見た目)の時計を選ぶ際に、腕周りが15.5cm〜17.5cmぐらいまでの方には「34mm or 36mm」のケースサイズがジャストサイズだと思います。
ダイバーズやクロノグラフなんかはもう少しボリュームがある方がおすすめですが、ベゼルやデザインがシンプルな時計は34mm~36mmのケース径ですんなり腕に収まるかなと思うんです。
これぐらいの収まり感がジャスト。
ドレス系の時計はサイズが大きいと時計自体の主張が大きくなりすぎるかな?と思うんですよね。
1950年代に製造された時計らしく、秒針や短針・長針といったデザインも普通のバーデザインでは無くアルファハンド(針)や楔(クサビ)形のインデックスといった具合に凝ったデザインになっているのも◎
ちなみにアルファとはギリシャ語で1番という意味らしいです。このアルファハンドは1960年代の中頃ぐらいまでロレックスで用いられていたみたいです。
デザインには随所にヴィンテージ感がありますが、なんと今回はAiry'sで5気圧(50m)の防水機能も検査済みなんです。(※防水保証は付帯しません。)
さすがロレックスのオイスターケース。構造的にリューズ部分から1番水が入りやすいのですが、5気圧の防水検査に通っているってすごいですよね。
50年以上前に作られた時計が普通に使える。車ならかなりのヴィンテージカーですが、さすがロレックスの時計です。
大切に使って適切なタイミングでメンテナンスをすれば、50年以上も性能を保った状態で使えるということがこの時計で証明されてます。
これから使うことを考えればさらに次の50年も使える時計ではないでしょうか?
このロレックス オイスター プレシジョン 6424 ビッグオイスターは手巻きのアナログ感・ヴィンテージなデザイン・クオリティ・珍しさ、の全てを満たした時計ですよね。
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