ロレックス デイデイト 18239 WG ブラックダイアル
ROLEX Day-Date 18239 WG Black Dialが入荷しました。
ここ2,3年で市場に出回る数がかなり減った印象のあるデイデイトのホワイトゴールドですが、その中でも色文字盤(カラーダイアル)と呼ばれるブラックやブルーなどはめったに見なくなってしまいましたね。
今回仕入れたのは5桁品番(18◯◯◯)と呼ばれる1970年代後半~2000年頃にかけて製造されていたデイデイト。
このRef.18239は5桁品番の中でも後期にあたるモデルで、前期のものよりもケースがスリムになり、ムーブメントもCal.3055(クイックチェンジはデイトのみ、テンプの受けがシングルブリッジ)からCal.3155(デイト・曜日どちらもクイックチェンジ可能で、テンプの受けはダブルブリッジ)に変更されています。
分かりやすく言うと、ケースが薄くなったので着け心地が良くなり、ムーブメントはより頑丈になり曜日のクイックチェンジも可能になったので実用性が増したということです。
4桁(Ref.1803など)は4桁でヴィンテージ感溢れる雰囲気で良いし、5桁は5桁の良さがありますよね。デイデイトはなんと言っても「プレジデントブレス」が高級感があって良いんです。
18239に付いているプレジデントブレス「Ref.8385」は次の6桁品番の プレジデントブレス「Ref.73855」と比べると軽く、ヘッド込の重さで約150gです。この重さなら全然余裕で着けられますね。
フルコマで150gなので、ここからコマ調整をして何コマか取るともっと軽くなります。
バックルに特徴があるんです。コンシールドクラスプと呼ばれるクラスプは繋ぎ目が分からないデザインでスッキリとした見た目。王冠の部分を少し上に上げながら取り外します。このデイデイト用のプレジデントブレスの他にもデイトジャスト用のジュビリーブレスにもコンシールドクラスプが採用されているんです。
WG x Black なのでスッキリとした印象。文字盤の端にレイルウェイのデザイン、その中にあるローマ数字のインデックスがデザインのアクセントになっています。
次に実際に着けてみた感じはどうなのか見てみましょう。モデルの腕周りは約16.5cmです。
36mmケースはジャストサイズです。プレジデントブレスの仕上げ、中央のコマは鏡面仕上げ、それ以外はサテン仕上げ(筋目仕上げ)になっているので、光り方にメリハリが効いているのが写真で分かるでしょうか?
ステンレスとの違いは写真だとなかなか分かりにくいかもしれませんが、18K WGは銀やパラジウムなどが含まれていることもあってか少し温かみがある色合いのゴールドカラーというような気がします。
フルーテッドベゼルとプレジデントブレスの組み合わせがお洒落。文字盤がブラックなので全体的に締まって見えますよね。
この少し斜めの角度から見えるデイデイトが格好良いんです。
WGなのでどんなスタイルにも合わせやすく、季節を問わず1年中使えるのもポイントが高いと思います。
スポーツモデルとはまた違った魅力のロレックス デイデイト。ドレス要素を持ちながらも、オイスターケースなのでそんなに気にせず使えます。普段使いも可能なかなり特別感がある時計。持っておいて損は無い時計だと思いますよ。