アルビトロがお客様へ販売する際に伝えたいこと

アルビトロは『常に自分が買う立場だったらどうか?』という視点で考えています。

ヴィンテージ時計を既に何度も買ったことがあるという人は、どんな事に気をつけて買えばいいのか、買ってからのメンテナンスや修理をお願いするお店などを知っていますが、これから初めて買いたいという人にはどれも分からない事だらけだと思います。

そんな初めての人、何度も買ったことがある人、どちらにも安心して買ってもらいたい。また一度買った時計は大切に長くお使い頂きたい。

そのためには時計の修理がとても大切なポイントになってくると思うんです。

あまり知られていないかもしれませんがヴィンテージ時計の修理は「パーツの入手が困難なこと」 「修理の技術レベルが求められること」「修理にかかる時間が長く効率が悪い」

ということで年々修理をできる方が減ってきています。

特にヴィンテージのクロノグラフとなると、修理を受けたがらないお店がかなり多いと思います。

またパーツの入手が海外からの輸入となると手間がかかり大変なので、修理に持っていっても修理ができませんと言われることが多いのがネック。

仮に修理をできるところがあっても修理費用が高額というお店が少なくありません。

ヴィンテージ時計って買うのは簡単なんですが、メンテナンスや修理が大変なんですね。

物の大きさは違いますが中古の車と同じと考えると分かりやすいですね。

中古の車は2年に一度、車検という検査をして悪くなっている箇所(オイルなど)を交換して整備をしてもらいますよね。

それと同じで時計も歯車などの各パーツは2-3年に一度、オーバーホールという分解・掃除・オイルの注油が必要になってきます。

手巻きや自動巻きなどの機械式の時計は定期的なオーバーホールをすることでとても長く使えます。

 

ヴィンテージ時計の良いところは、しっかりと整備や修理をして大切に使えば次の世代に渡すこと。

ちょっと良い時計であれば、親から受け継いだ時計を持っているという人も多いはず。

時計は趣味のものとしてだけではなく、精密機械としての面白さ、ファッションのアクセサリーとしての役割、また資産価値があるものといった色々な面があるんです。

このようなことから、アルビトロでは基本的に全ての時計(現行モデルに近いもので精度に問題ないものや一部カテゴリを除き)をオーバーホールや修理をした後にお客様へお渡します。

またご購入頂いた時計、そうではない時計についてもあらゆる修理、オーバーホールを承っております。

ヴィンテージ時計の不透明な部分をできるかぎり分かりやすく、そして安心してご購入頂けるように。

 

ヴィンテージ時計を買う前に理解しておいて頂きたいポイントをまとめました。

・何十年も前の精密機械なので現代の時計のような精度や防水性、耐衝撃を求めるのは潔く諦めましょう。

・日差120秒以内程度(レディースは180秒以内程度)に収まるように調整またはOHをしていますが、1-3分程度の日差で収まっていれば大丈夫という心の余裕が大切です。

・オーバーホールをしてしっかりと整備をすれば手巻きの時計は、一杯まで巻き上げた状態でだいたい40時間ぐらいは動きます。

・長く使うためには、2-3年ぐらいのスパンでオーバーホールは必要です。その都度、費用はかかりますが長い目で見ると定期的にオーバーホールをした方がだいぶお得です。

・オーバーホール代をケチるとダメージが大きくなり交換パーツが多くなり、修理費用も通常より高くなります。

・その為、パーツなどが調達できて修理経験もある修理師が修理をしてくれるお店がかなり重要。

・ヴィンテージ時計は製造に手間とお金がかけられたものがたくさんあります。今では考えられないような製造コストをかけた時計がごろごろしてます。昔はお金持ちしか持てなかったものですから基本的には高級品なんです。

数ある時計の中から、私たちは『デザイン』や『プロダクトの質』という点からセレクトしています。

特にデザインについては最近の復刻版のブームにみられるように、やっぱり良いんです。その時代の文化や流行りが反映された独特のものが多く、現行品では見られないオシャレなものがたくさんあります。

またムーブメントの作りもそうですが、パーツひとつひとつに職人の手がかかっていたり、とにかく現代では考えられないくらい贅沢なつくりをした時計が多いのも特徴です。

ヴィンテージ時計というと何か敷居が高く感じてしまうものですが、分からないことを無くしていくことで普段の生活で使える身近な存在になるようになれば嬉しく思います。

アルビトロではヴィンテージ時計だけでなく、良いなと思ったものは現行のモデルでも取扱います。

それぞれの良さがあるのでTPOに合った時計をチョイスして楽しむ、そんなスタイルを提案したいですね。